シミケア機器の導入を検討中の方へ
シミケア機器で逮捕にまでいたってしまったエステサロン
過去にエステサロンでのシミケア施術が事件化し、シミケア機器を販売していた機器メーカーの代表者だけでなく、その機器を使用していたエステサロン経営者や店長、そして施術者までもが逮捕にいたった歴史がありました。
当然のことながら事件化により、その機器メーカーの販売先が調べられ未承認医療機器として全国一斉に使用が禁止に。導入していたサロンではシミケアメニューを提供できなくなるだけでなく、サロンに通うお客様の信用を失うことになります。
地域密着型店舗ならなおさらのこと、事件化せずとも肌トラブルはサロン経営には致命的な痛手です。
誰も望んでなどいないトラブル

この話題を振り返っても、最初から誰も望んでトラブルを起こそうなどとは考えていません。ですが、時間が過ぎていく中で、わずかなサロンの1件が全国規模で積み重なり、消費者センターへ多数の相談が寄せられることになります。トラブルを起こしていないサロンにとっては、ある日突然に起こる悲劇となります。
トラブルの実例
代表的なトラブルは以下の3つです。
- 火傷(やけど)
- 炎症(えんしょう)が改善しない
- 陥没(かんぼつ)
- 知識が無いためにシミの種類を見分けられず、経験の浅い個人的な判断だけをたよりに、機器の出力を過度に高め行き過ぎた施術を行ってしまう。
- シミの種類ごとに適切な施術時間で行わず、必要以上の時間をかけて一定箇所に施術を行ってしてしまう。
- シミケア機器を当てると施術箇所が「もっと焦げたように黒くなってほしい」
- もっと早いサイクル(1週間や2週間)で何回も施術できる機器が欲しい

シミケアは過剰な集客効果を期待するよりも、施術結果で信用を築き上げるのがサロンの利益の最大化につながります。
信用の高さは、他のメニューが売れ、口コミ紹介が広がり、その結果、集客コストを下げ、長期的な利益を生み続けるのですから基礎知識を身につけておくことが最優先なのです。
トラブルが表面化するまで2〜3年かかる

先にも話題に触れましたが、シミケア機器を使用しはじめてからトラブルが表面化するまでには2〜3年の月日がかかります。
その背景は、機器を導入したサロンが新メニューとして施術を始めるようになり、1件2件とぽつぽつトラブルが出てきます。
実際にあった相談事例
ある女性のサロン経営者の方… 彼女は250万円の投資をしてシミケア機器を導入し、サロンの新メニューとしてスタートさせました。 ですが1週間後、機器メーカー代表者の突然の逮捕報道がテレビで流れ、機器は未承認医療機器として使用禁止。機器メーカーからはなにの補償も無く使用を断念。投資も水の泡。お客様への対応もしばらく続きました。 しかし、その話題も落ち着くと、また複数のお客様からシミケアへの要望が出てきはじめる。嫌な思い出があるだけに右から左へ流していたものの、それが続くものであらためてシミケアの商機(お客様ニーズの高さ)は無視できないほどになりました。
彼女は失った自信を取り戻すのには何かが足りないと模索を始めました。いろんなシミケア機器の資料を集めたり、体験に足を運んだりと…それを繰り返す中で彼女は「販売会社から説明される内容に違い」があることに気づきました。
シミケアの基礎知識、そして実技経験は無形の財産
シミの種類を見分ける知識(実技訓練を推奨)

シミには、老人性色素斑、肝斑、そばかす、日焼けによるシミなど様々な種類があります。
それぞれの特徴と原因を理解することが重要です。それによって最も効果的な施術方法を選ぶことができるからです。具体的には以下の理由が挙げられます。
1.正確な判断
シミの種類にはそれぞれ異なる特徴があります。例えば、肝斑は主に左右対称で出現する場合が多く、老人性色素斑は太陽にさらされた部分に現れることが多いです。これらの特徴を理解していると、正しい判断につながり、それに基づいた適切な対処が可能になります。2.最適な対処法の選定
種類によって最適な対処方法が異なります。たとえば、特定のタイプのシミには効果的な対処法でも、別のタイプには適さない場合があります。正しい種類の判断がなされれば、事前のトラブル防止であり、信用を高めることができます。3.予防策のカスタマイズ
シミの原因を理解することで、それを防ぐための生活習慣の調整が可能になります。例えば、紫外線が原因であれば、日焼け止めの使用や日陰での活動が推奨されますが、ホルモンバランスの変動が原因であれば、その点に焦点を当てた対処が必要になります。4. 長期的なスキンケア計画
シミの種類と原因を知ることで、再発を防ぎながら肌の状態を改善するための長期的なスキンケア計画を立てることができます。これには、適切なスキンケア製品の選択や、必要に応じて定期的な別の対処法を含むことがあります。 このように、シミの種類と原因を正しく理解することは、お客様個々の状況に合わせた最も効果的で効率的なアプローチを取るための基盤となります。これがなければ、対処が不十分であったり、逆効果になる場合もあり得ます。肌状態を判断する知識
シミケアの施術を行う際には、対象者の肌の状態を確認することが非常に重要です。以下の理由で、事前の肌の状態チェックは必須となります。1.肌のタイプと敏感性の把握
お客様個々の肌のタイプ(乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌等)や敏感性は、シミケアの対処法を選ぶ際の重要な要素です。例えば、敏感肌の人には刺激の少ない対処法を選択するなど、肌状態が重要な要素であることが連想できると思います。2.既存の肌問題の識別
既に存在する肌の問題や症状(赤み、かゆみ、アレルギー反応など)を事前に把握し、それに合わせた対処法を計画する必要があります。3.最適な対処法の選定
お客様の肌の状態に合わせて、最も適した対処法を選ぶことができます。これにより、効果的かつ安全にシミをケアすることが可能になります。4.リスクの低減
肌の状態を確認することで、対処法によるリスクを事前に評価し、適切な対策を講じることができます。5.施術結果の最大化
正確な肌状態の評価に基づくトリートメント計画は、施術効果を最大化し、肌の健康を長期的に維持するのに役立ちます。 このように肌の状態はシミケアの結果に直接影響を与えるため、施術前の正確な判断と評価は非常に重要です。トラブル事前防止/シミケアの基礎知識講座を実施中

当社では業界歴25年の経験をまとめた「シミケアの基礎知識講座」を開催中です。
全国のエステサロン様とお取引があるためトラブル防止だけでなく、最近の市場動向についても解説しています。
受講できる方と、受講できない方
受講対象者(受講できる方)
- これからシミケアメニューを開始しようとお考えのサロン様
- これからシミケア機器を導入しようとお考えのサロン様
受講対象外者(受講できない方)
- (1)すでにシミケア機械を導入されている方
- 理由:過去を遡りますと多数のシミケア機械がエステサロン向けに販売されてきました。それらの機械はメーカーごとや、製造された時期(例:薬機法改正前など)によって機器内部の構造が異なります。 また、類似品やコピー品を使用されている場合もあります。 その場合、シミケアの基礎知識を習得されても機械構造が異なることで施術結果も異なります。そのため受講を控えさせて頂いています。
- (2)同業者の方
- 一般的ではありますが、同業者の方の受講は対象外とさせて頂いております。
開催概要
開催日程 |
会場は以下の、本社(大阪・心斎橋)と東京支社(秋葉原)の2個所ございます。
(1)大阪会場:本社(大阪・心斎橋)
■開催日時
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(2)東京会場:東京支社(秋葉原)
■開催日時
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受講人数 | 開催日ごとに先着2組様 (1組につき2名様まで。経営者様と店長様がご一緒に参加されるケースなどございます。) |
受講料 | 11,000円(税込み) |
主催者(会社概要)







美容業界は、エステサロン様へ技術や製品を供給する会社が短期間で倒産するなど、いざ困りごとの確認をしようと思ってもすでに無くなっているということも多々あります。 長年つちかってきた経験では、サロン様を末永く支える情報源であり、困ったときのサポートが大切だと考えています。 商材だけでなく、直営サロンの経営ノウハウや、技術も支えるスクールの運営にて日々の研鑽を行っています。 当社の取り組みをご覧ください↓


